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大木戸字宮原の豪農・名主であった半沢家は、明治期には県内最初期の大規模サクランボ経営に挑戦した平三郎氏や、初代国見町長を務めた殷保氏を輩出する家として、江戸時代から戦後にかけての国見町を支えました。
半沢家は町内でも長い歴史を持つ一族であるが、町内に所領を安堵された多くの伊達氏家臣とは異なり、鎌倉幕府の重臣であった「畠山重忠」とともに、源平合戦から奥州合戦で活躍し、畠山重忠の乱の際に奮戦・戦死した「榛澤成清」の末裔と伝わります。
これまで、半沢家関係者によって研究が積み重ねられ、榛澤成清の供養碑(埼玉県指定文化財)や遺跡が存在する埼玉県深谷市と国見町の関係者の交流も行われてきました。国見町内にも半沢家の氏神である三島神社と昭和50年に分霊された榛澤成清大明神が残ります。
今回は上記の研究や経過をまとめた特別展示をあつかし歴史館にて行います。ぜひご覧ください。
令和7年12月7日(日曜日)~令和8年1月31日(土曜日)
国見町文化財センター あつかし歴史館 <開館時間 9時00分~16時30分>
休館日:毎週月曜休館(祝日の場合は翌平日)・年末年始12月27日(土曜日)~1月5日(月曜日)
福島県伊達郡国見町大木戸字霞原3番地 Tel024-585-4520
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