本文
国見町が2026年3月に改訂した「国見の教育ビジョン2021-2030(改訂版)」が、2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
本ビジョンは、教育基本法第17条第2項に基づく地方公共団体の教育振興基本計画として、初めてグッドデザイン賞を受賞したものです(2026年10月15日現在、受賞者調べ)。
詳しくは、下記リンク(グッドデザイン賞ホームページ)をご覧ください。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/36218<外部リンク>

受賞件数1,484件/応募件数5,111件
国見の教育ビジョン2021-2030(改訂版)本編はこちらをご覧ください。
この受賞は、完成した冊子の美しさだけではなく、国見町が大切にしてきた「町全体で子どもを育てる営み」そのものが評価されたものと受け止めています。検討委員会で建設的なご意見をくださった委員のみなさま、アンケートに協力いただいた子どもたち、保護者、教職員、町民のみなさまとともにいただいた賞です。これからも果樹を育てるように、学びの実りを次の世代へつないでまいります。
少子高齢化、大都市への人口流出が急速に進んでいる状況下で、地域運営そのものが困難になっている。本プロジェクトはそのような社会状況に対して、「教育」のあり方を学校という施設だけでなく地域の様々な資源と一体でビジョンから構築し直そうと試みる意欲的なプロジェクトである。
行政が政策を考える上で「果樹モデル」のような構造イメージを軸にしたデザイン思考を取り入れている点が目を引く。またその構造モデルが単なる抽象的存在ではなく、文字通りに樹木のように多様な軸や文脈において教育を捉え直そうとアプローチしている点、デザイン思考としてきちんと取り組もうとしている点が高く評価できる。地域社会の中に存在する学びや関係性に目を向け、それがどのように展開していくべきなのか、具体的な教育の姿が言語化されていることから、このビジョンをつくる上で、数多くの対話が行われたことが十分に伝わってくる。世の中には言葉だけが上滑りして全く活用しようがない政策立案が溢れる中で、本プロジェクトはこれから地域で教育改革を検討する際にその是非を検討する試金石として機能するであろう極めて有用な教育ビジョンとなっている。
このビジョンから大小さまざまな実践が力強く展開していくことに大いに期待したい。
2026年10月31日(土曜日)〜11月4日(水曜日)に開催される「2026年度グッドデザイン賞」の全受賞対象を紹介するイベント「Good Design Exhibition 2026」にて展示します。
グッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。https://www.g-mark.org/<外部リンク>
Copyright (C)Kunimi Town All rights reserved.