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くにみの昔話

松の根を 枕にしたらば 蛇だった これは、塚野目つかのめのお年寄としよりから伝え聞つたえきいたはなし

 むかし、小坂こさかの「ちょっぺもり」という小山こやまおとこ二人ふたりうまいて草刈くさかりに いったそうだ。 なにせむかしのひとあさはやい。まだくらいうちにかけて、せっせとくさった。くさろくうまにつけてかえってくるのがまりで、よんまでったところで、「ここらでちょっと一休ひとやすみ。うとうとすっぺ」とあたりを見回みまわすと、ちょうどまくらにするのにさそうな根上がり松ねあがりまつかさひろげていたんだそうだ。「ああ、ここがかんべ」と、二人ふたりしてよこになった。ところが「ぐわーっ」とはないびき。「おまえはないびきでらんにぇ」と一人ひとりうと、「おれでねえ」ともう一人ひとりよこになるとまた、「ふぐぁー、ふぐぁー」とすごいいびき。おたがいに文句もんく言い合いいあっていると、またまた「ふぐぁー」とおおいびき。かお見合みあわせながら、ひょっとうえると、ピカピカかがみのような大蛇だいじゃってしまったそうな。おまけにベロベローっとあかしたまでしている。おとこたちは、ったくさ放り出ほうりだして、うまくびけるほど引っ張ひっぱってげてきたというはなし

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