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くにみの昔話

観月台 主はくし抱く 白大蛇 このおはなしは、観月台かんげつだい公園こうえんにまつわるしろ大蛇だいじゃ二本にほん大杉おおすぎ伝説でんせつです。

 むかしむかし、観月沼かんげつぬまひるなおくら大木たいぼく雑草ざっそうかこまれたちいさくふかい、とろりとしたぬまだったそうです。さてそのころ、藤田村ふじたむらうつくしいむすめがいて、いよいよ隣村となりむらよめくことになりました。父親ちちおやおくられ、このぬましたふる小道こみちにさしかかったときのことです。父親ちちおやは、ふと大切たいせつ忘れ物わすれものづき、「ここでうごかねでってろよ。すぐにもどってくっからな」といい、大急おおいそぎでいえき、もどってると、なんむすめ姿すがたえなくなっていたのです。おどろいてあたりをさがすと、ぬまのほとりでむすめ草履ぞうりつかりました。さてはぬまちたのかと、ひとたのんでみずをさらったところ、どろぞこで、おおきなおおきなしろへびが、むすめのくしをしっかりといて、とぐろをいていました。人々ひとびとは「これはきっとぬまぬしで、むすめおもされたにちがいない」と語り合かたりあいました。しかし、父親ちちおやはあきらめきれず、このへびころし、あたまがわ小高こだかところめてすぎえ、ほこらをてて、むすめ大蛇だいじゃれいをまつったということです。
 (ちゅう・・・大杉おおすぎ一本いっぽん二十にじゅうねんほどまえれてしまいました)

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