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くにみの昔話

りゅうりゅうと風切って飛ぶ貝田の大ワシ これは貝田かいだわしみや由来ゆらいにまつわるおはなしです。

 むかし、貝田かいだ山奥やまおくあなカマくちというたか岩山いわやま岩棚いわだなに、おおきなワシがすんでいたそうです。はねひろげるとメートルあまり。くっきりとしろがあるうつくしいおおワシで、毎朝まいあさ貝田かいだ上空じょうくう何回なんかい旋回せんかいしたあと一直線いっちょくせんみなみんでいく姿すがたは、貝田かいだひとたちの守り神まもりがみのようでした。ワシは相馬そうまはま餌場えさばにしていたのでした。
  さて一方いっぽう相馬そうまひとたちにとっては、このおおワシはさかな横取よこどりするにくとりでした。あるとき、このおおワシがどもまでをもおそうという事件じけんがあり、とうとう撃ち殺うちころされてしまいました。
  ところがそのはまではわるいことばかりがつづき、疫病えきびょうまでがはやりだす始末しまつ人々ひとびとは、これはきっとおおワシのたたりにちがいない、さがしてれいをまつろうと、はるばる貝田かいだまでたずねてたのだそうです。姿すがたせなくなったおおワシをあんじていた貝田かいだひとたちにカマくち案内あんないされたはまひとたちは、そこに自分じぶんたちのわしみやてて、まつったのだそうです。

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