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くにみの昔話

ゆめまくらで みちのくに来た 徳江観音 これは、徳江とくえ観音かんのん縁起えんぎをもとにしたものです。そのいいつたえとは・・・。

 むかしむかし、そのむかし、平安時代へいあんじだい高僧こうそう空海くうかい(弘法大師こうぼうだいし)が、奈良なら久米寺くめでらにおとまりになったとき、その夢枕ゆめまくらとうと観音かんのんさまあらわれ、こうおげになりました。
  「わたしは、 陸奥むつくに伊達郡だてぐん見坂国くにみさかみなみ阿武隈川あぶくまがわのほとりのにいて、西にし日本にほんまもっています。なぜなら、そこが日本にほんくに鬼門きもんにあたる土地とちだからです。しかし、このことをひとはいません。だからこそ、このわたしぞう安置あんちし、 まつりなさい。まさに日本にほんそう鎮守ちんじゅとなるでしょう」と。
 このおげをけた弘法大師こうぼうだいしは、さっそくせい観世音かんぜおん菩薩ぼさつぞうつくり、はるばる徳江とくえにおはこびし、まつったというのです。
 それからこのてらは、一名いちめい来夢山らいむさん」ともばれ、人々ひとびとあつ信仰しんこうささえられ、七堂伽藍しちどうがらん立ち並たちならぶみごとな霊域れいいきだったということです。
 しかし残念ざんねんながら、その時代じだい兵火へいかだい洪水こうずいなどで、いまではその面影おもかげをしのぶことはできません。

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